ニュースリリース
企業情報
マツダ、新生宇品第1工場塗装ライン稼動
マツダ株式会社は、昨年12月の火災により停止していた宇品第1(U1)工場塗装ラインにおける量産車の塗装を4月27日から再開する。デミオから開始し、5、6月にかけてその他車種も順次再開していく。
新生U1塗装ラインでは、地球環境に優しいスリー・ウエット・オン塗装方式*を導入している。工場建屋の建設および生産設備の設置にモジュール方式を採用して工期を短縮し、MDI(マツダデジタル革新)を活用して、量産準備のためのトライアル期間も短縮。同塗装ラインは火災後約4ヶ月で本格的な復旧を遂げ、U1工場での一貫生産を再開する。
マツダの井巻久一社長兼CEOは「火災後約4ヶ月で本格復旧することができたのは、関係各方面の方々のご尽力や社員の努力のおかげであり、心から感謝している。今後は他工場も含めて再発防止をさらに徹底し、従来通り安全と品質を第一としながら、マツダモメンタムの実現に邁進していきたい。」と述べた。
出火原因は静電気に起因して発生したものと推定されている。そのため、今後の安全確保のために関係当局の指導に基づき、塗装ラインにおける小型塗料攪拌装置を使用する作業を塗装ブース内で実施するなど再発防止策を徹底する。なお、本日U1工場に対する完成検査済証の交付を受けた。
|